最近日本のCity-Popが再注目されているらしい。
1970年代後半から80年代に多くのCity-Popのヒット曲を生み出してきた老舗のレコーディングスタジオ「音響ハウス」についてのドキュメンタリー。
名プロデューサーやエンジニアに支えられていたと当時の思い出を語るミュージシャン達。ポップス、ジャズ、クラシックから邦楽まであらゆるジャンルの人達に愛されてるスタジオ。
今は亡き高橋幸宏さんのドラム演奏も聴けたし(相変わらず本当におしゃれ)坂本龍一がエレベーターの壁を蹴ってサンプリング音源にした話、その坂本龍一の大ファンだから「アビーロードより音響ハウスが聖地」という葉加瀬太郎。
個人的にはアレンジャーの井上鑑さんムーンライダースの鈴木慶一さん大貫妙子さんの話が聞けて嬉しい。
アナログからデジタルへ、生楽器から打ち込みへ、スタジオを使わず自宅録音するミュージシャンも増えている今、時代の変化の中であの頃のスタジオ大好きミュージシャン達の話は熱い。
仕上がった新曲♪Melody-Go-Round が生まれたての子どもの様に愛しく聴こえた。