音響ハウス Melody-Go-Roundの作品情報・感想・評価

「音響ハウス Melody-Go-Round」に投稿された感想・評価

m

mの感想・評価

-
坂本龍一:ハイファイであればある程良い、という訳ではないのです…が印象的だった
毎日のように通ってた街に、有名なレコーディングスタジオがあったなんて。
所縁のある音楽家のインタビュー交えつつ徐々に楽曲の音が増えいき、最後に完成した一曲が聴ける流れにあっぱれ。
塚森

塚森の感想・評価

-
いい音とはなにか。音楽への造詣が浅すぎて、ほとんどの音を聞き逃してきたような人生だったが、なんにせよ、ひとつ手にとったときにわかる情報は多い方がうれしい。
伝説的なレコーディングスタジオ・音響ハウスを、名だたる音楽関係者が回顧しながら、ゆかりのミュージシャンがコラボする新曲『Melody-Go-Round』の収録にも密着する本作。誰しもが想像するように、ラストは完成した楽曲を通して流して終わるが、構成される音ひとつひとつのバックグラウンドを知ってから聴く体験は想像以上に楽しかった。
楽曲を歌手や作曲家で判断するのは、アニメを監督やスタジオで判断するように、あながち間違ってはいないものの浅はか、なことなのかもしれないと思った。
最高だ〜何度も観たい 
ともすると大御所たちのアナログ回顧賞賛録になりそうなところ(なんとまあ不躾発言)
おじさまたちへのインタビューだけで終わらせるのではなく、新しい曲ひとつを作る、それを追うドキュメンタリーとして構成されており
更にその曲を歌うのは気鋭の13歳シンガー
ほんとうに音楽家な人たちは常にアップデートを怠らないのですね、素晴らしかったです

機材博物館的な見方もできる
劇場を出た瞬間にウワーと小声で叫び、まんまとパンフ買った
はる

はるの感想・評価

4.0
スタジオを主役に音楽づくりの神秘に迫ったとても贅沢なドキュメンタリー作品
少しマニアックな内容にはなるのかも知れないが制作関係などに特に興味のある方はきっと刺激を受けること間違いなし
また出演者の方々はみんな大物揃い!
※以下レポートのつもりで内容・感想のまとめになっています

***

♯音楽の奥深さを再確認した
まず葉加瀬太郎さんはじめ作中でたくさんの方が口にしていた部屋の鳴りについて、音というものはどこまでも奥が深くスタジオのあらゆるものに影響されて変化する
部屋も当然その変化の大きな要因であり理想の音を目指す上で位置や向き、周りの環境すべてに気を配る必要がある
機材やソフトで音を(修復目的で)変化させることは簡単にできるがはじめから直す前提の音などたくさんの試行錯誤を重ねた究極の出音には到底敵わない
今作でも話題になっていたがスタジオで行われる様々な"実験"がそれぞれの作品づくりに真摯に向き合うひとつの形だと改めて気づかされた
そして師匠の言葉が思い出される
「昨日の続きで仕事をしない」
私の中でこの言葉にさらに重みが加わった

そして同じくよく触れられていたスタジオ特有の空気感についての話題も興味深かった
その箱ならではの雰囲気や空気感というものはミエナイチカラとなって周りに影響を及ぼすものだという

また毎日行われるスタジオのチェック、メンテナンスについてもフォーカスされていたが、わたしたちが触れている音楽というものは単に音の集合体ではなくやはりいろいろな人の"手"が入っていて過程も然り目に見えないすべてが結果につながることを再認識した
"スタジオも同じに生きている"んだ

#制作秘話
松任谷正隆さんのお話によるとアナログで録った音源を初めてデジタルへと変換した際、アレンジなどを重ねて埋めたはずの音の隙間がスカスカになったことがその音楽人生でも1番くらいの大きな衝撃だったのだとか
今ではレコーダーはデジタルが基本になってしまっていて私もアナログの時代を知らないのだが、その音楽業界にとっての大きな革命をリアルタイムで体験したかった…!

また坂本龍一さんにおいてはなんとエレベーターの鉄板を蹴る音をサンプリングしていたという、その常識にとらわれない音への探究心にもとても刺激を受けた

#いい音とは
最後にそれぞれが思う"いい音"というテーマについて語られていたがここでもいろいろと考えさせられた
佐橋佳幸さんは"いい音"というのを概念として語るのではなく、"いい音"に出会うためにこれまでもこれからもこの仕事をするのだと
常に時代の流れを意識しているという佐橋さんらしい答えにはとても感銘を受けた
また坂本龍一さんのいい音=Hi-Fiではない、人それぞれに"いい音"が存在するというお話にも感動した


ここまで主題歌のレコーディング風景と共にスタジオの歴史を振り返りながら音楽の奥深さを教えてくれた今作だが、同時にこれからの音楽界の明るい未来も示してくれた
まだあどけない新人シンガーのHANAさんを優しく、そして力強く引っ張るたくさんの"手"を主題歌「Melody-Go-Round」に私はたしかに見た
YMOや清志郎、松任谷由実、大瀧詠一など、日本の音楽シーンを創った偉大なミュージシャンと、彼らを支えてきたレコーディングエンジニア、バックバンド達が愛するレコーディングスタジオ「音響ハウス」のドキュメンタリー。良い音とは何か、を楽曲制作と並行して迫ってゆく良い映画でした。僕がもう少し詳しかったらもっと楽しめたはず!

千光寺の桜🌸を見に尾道へ。
尾道へ行くと、必ずシネマ尾道さんで映画を観ます。
館内の雰囲気といい、シートの座り心地といい、作品のチョイスといい、とても好きな映画館です😊
普段車で行くのですが、尾道駅から徒歩1分なので、電車で行くのもオススメです👍


【あらすじ】
銀座にあるレコーディングスタジオ・音響ハウス。
ここは坂本龍一、松任谷由実、佐野元春、矢野顕子、セイゲン・オノ等々、そうそうたる顔ぶれのアーティスト達が愛するレコーディングスタジオ。
その「音響ハウス」に関わったアーティストだけでなく、プロデューサー、エンジニア等にもフォーカスを当て、魅力に迫る。



👇以下、ネタバレ含みます👇
      ・
      ・
      ・



【所感】
メインストーリーは、サブタイトルにもなっている、「Melody-Go-Round」という楽曲の制作風景。
この楽曲、メンバーが非常に豪華です👏
大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏・・・。
ただこの豪華なメンツの中に、13歳の女性シンガー、HANAがボーカルを務めるところがポイント。
見た目は初々しくて可愛いいのだけど、13歳とは思えない歌唱力で、今後の活躍に期待です👍

多くのアーティストが、音響ハウスの思い出を語るのですが、やはり坂本龍一のエピソードが色々凄い。
まず、スタジオを一年間押さえて、使わない月は「いらない」ってやってたそう。
なんて贅沢な😳
一番笑ったのは、音響ハウスのエレベーターの鉄板の音が良いらしく、エレベーターを蹴って、その音をサンプリングしていたというエピソード。
その当時、メイキングでエレベーター蹴ってるシーンも撮影してたら面白かったのに🤣

他にも、故忌野清志郎とのいけないルージュマジックの制作秘話や、葉加瀬太郎の坂本龍一へのリスペクトなど、やはり世界的な音楽家だなと改めて感じる。

音響ハウスの1スタと2スタが全然違うのも面白い。
1スタは落ち着いた感じで、クラシックな雰囲気。
2スタは洗練された感じで、モダンな雰囲気。
この振り幅の広さも魅力なのだろう。
ちなみに、2スタは坂本龍一の部屋と巷では言われているとか、そうでないとか🙃

【まとめ】
正直、音楽については、すごく詳しいというわけではないので、音響ハウスについては今回初めて知りました。
今作の約100分の中に、果たしてどれほど、音響ハウス魅力を詰め込む事ができたのだろう?
多分、ほんの一部なんだろうな。
それぐらい、一流アーティスト達が音響ハウスについて語る目が輝いていて、みんながこのスタジオへの無限の魅力を感じているように見えました😌
マスタリングやミキシングの仕事、全然わからないけど、私だったら、音楽なんか本当ならライブが1番だから、出来るだけ出した音そのままを聴きたい。臨場感。
今は、イコライザとかデジタルでいくらでも調整も出来るからこそ、なるべく加工なしが良い。作り込むほど人工的になる。もちろん好みや作りたい音楽によるけど。
あと再生する側の、イヤホンやスピーカーの違いで、本当に意図した音を聞けてるのかって分からないと思うけど、それは良いやつを使えば大丈夫なのかな?
主題歌は、大貫さんが歌っても良かったのでは、と思った。
Kaori

Kaoriの感想・評価

-
本田雅人様を映画館のスクリーンで
観ることができるだけでもう最高だわ。。

「スタジオは実験の場」っていうのは
自分が毎週見てる練習も
ちょっとしたセッションの中で
曲が出来上がることが多いスタイルなので
バンドのマネージャー兼ひよっこ音響として
すごくわかる気がした。
PeggyMYG

PeggyMYGの感想・評価

3.9
主人公は銀座の老舗レコーディングスタジオという音楽ドキュメンタリー。

世代的にもたまらない錚々たる面々が語るスタジオ愛と、その活動を支える職人のようなプロのスタッフの仕事ぶりにワクワクし通しの99分。

主題歌のレコーディングが主軸にはなっているけれど単なるメイキングものではなく、懐かしさもあり今の音もありで70年代から今に至る時代の流れを味わえる。

主張の強いベテランの集まりなのに、着々とひとつの曲にまとめられていく過程が気持ちいい。

特に感じたのは、音楽とは言え作りあげる上では、人の意見を聞きつつ自分の考えを伝えるスキルが欠かせないということ。
音楽への姿勢が共通しているから、言葉によるコミュニケーションも豊かな上に的確で無駄がないんだろうな。

あと佐橋佳幸の根っからの明るさは貴重。そのパワーたるや!
飯尾氏との信頼に基づいたやり取りも見ていて楽しい。


個人的には長年ファンであるという点で佐野元春、鈴木慶一の登場で盛り上がってしまいました笑
>|

似ている作品