意外と難しい映画だった。
幾つものエピソードが出てきてそれが一本の物語には回収されずバラバラのままで、きっと何かの隠喩なんだろうと思いつつ、それぞれがどう重なるのか分かりやすく明示されることがないので、頭を使う。
主人公が飼ってる猫が黒猫なのは『魔女の宅急便』のジジを想起させた。ちょうど役割もそんな感じだったと思うし。
髙橋洋さんがすごく良かった。
エンディングテーマも手がける作詞家の小竹正人氏の小説が原作で、脚本は池田千尋さん。
【一番好きなシーン】
永瀬正敏がまたパターソンみたいな出方するシーン。