空に住むの作品情報・感想・評価

上映館(110館)

「空に住む」に投稿された感想・評価

登場人物は多部ちゃんとゆきのちゃんだけで良かったし、家では靴を脱ぐほうがいい。
設定や展開がキラキラしてるのに、気持ちが悪く仕上がってて良かった。
gscsite

gscsiteの感想・評価

3.7
原作未読。
最強の多部未華子さんを観ることができます。ファンは当然、ファンでない方も是非観て欲しい作品です。
岸井ゆきのさん、素晴らしい女優さんです。
映画を思い出しながら、原作を読みます。
まりん

まりんの感想・評価

3.0
めちゃくちゃ個人的な感情を含んだ解釈でまとめてしまうと、
「人間ってほんと自分勝手だなぁ」が集められたお話だなと思いました。

直実さんにはいろんな方向から同情の気持ちも持ってしまうけど、結局あそこに住み続けたのも、惰性で「人間関係を続けてしまっていた」のも、全部直実さん自身の選択であって、変えられるタイミングはいくらでもあったなと。
ハルくん視点で見てしまうと、人間の勝手に振り回されてかわいそうだなぁって思いました。

愛子さんも、明日子さんも、男性陣も、直実さんの周りにいる人たちはみんなある種の「勝手さ」が遠慮なく描かれていて、その「勝手」に振り回されている直実さんもそういう意味ではかわいそうで、ハルくんと一緒。

だけど人間は、そういう「勝手」の連続だからこそお互いに利害もあって、利害があるからこそ「人間関係」として交わることができるし、その人が選ぶのであればその関係を「死ぬまで続けられる」こともできる。

「死ぬまで続く」か、「死ぬまで続けられる」か、を選ぶのも自分自身だなと思いました。

お互い時間には限りがあるので、一つ一つの「人間関係」をどう扱っていくかで人生変わるなーと思わされました。
netfilms

netfilmsの感想・評価

2.3
 華奢な女の子のバッグに入れられ、背中で背負われた猫は、透明な球体部分からどのように世界を見つめただろうか?映画を観終わった瞬間、そんな事を思わずにいられない。一人娘の最愛の両親の死から始まる物語は「空虚さ」を抱えた主人公が自身の「空白」を埋めようと環境を変える。新宿の全景を一望出来るタワーマンション39階の部屋からエレベーターで階下へ。そこから職場への道程は端折られ、主人公が険しい石段を降りて行く様子が反復される。彼女の勤める古民家にある出版社は明らかに徒歩圏内ではないのだが、詳しい道程は明らかにされない。然しながら青山真治監督の高低差へはの執着は随所に見られる。

 だが人も羨むようなタワマンに越してきた女の心は一向に晴れない。異様なのは遺影のない位牌が2本立つだけの殺風景な構図だ。段ボールという最も生活感を感じるアイテムも省かれ、壁に掛けられた抽象アートと石を積み重ねたパーテーションに自然と目が行く。やはりどこか生活感がない殺風景で異様な部屋。だが彼女と共に暮らす黒猫ちゃんには外の世界は1mmも視界に入らない。1階のプールに心ときめいた猫にとっては叔父夫婦のセレブ生活や飼い主のロマンスなど一向に興味などない。部屋を一歩も出ることの出来なくなった飼い猫の心労は、物語を思いもかけない方向へと追いやる。こうして重ねられた死というものの持つ祭りが、反復することでようやく主人公の胸に迫る。

 両親の葬式で涙一つ流さない女も、不倫の末子供を産むことにする女も、セレブリティのフリをしながら、合鍵でコッソリ親戚の部屋に出入りする女にも、スクリーンの中の女性たち3人には異性としてなかなか共感出来なかった。それどころか主人公の瞳には、常に困惑の表情が滲むのを忘れてはならない。タワマンの中で唯一気の置けない場所はエレベーターだろう。不特定多数が出入りするこの場所で、主人公はあのビルボードでキラキラとした表情を見せていたはずの男の素の表情に出会う。階下を目指したはずの主人公はうっかり階上へと向かうが、ビルボードの男のエスコートで階下の現実へと戻って行く。主人公の上下動の動きは、アクションとしての躍動の代わりに何度も反復される。しかしその上下動を真に欲していたのは、彼女ではなく猫でなかったか?

 ヒロインの階下への憧れは、横長の古民家だけでなくゴミ置き場の支配人にも宿る。39階から彼女が欲する地下1階への眼差しは、相米慎二の『夏の庭 The Friends』のような柄本明という役者の持つ朴訥とした魅力が、スクリーンの前の我々をすっかり捕えて離さない。彼の異動こそは、当たり前にそこにあったものの消失を予期させる。全てもの物事が死に絶えて行く世界では、新たなる生と作品だけが流転する。多部未華子と対比するような岸井ゆきのの軽薄なしたたかさも拾い物だが、脇を固めた鶴見慎吾とほんの少ししか出番のなかった永瀬正敏の佇まいの濃厚さ(監督はジャームッシュの『パターソン』を想起したに違いない)。そして主人公を優しく包み込むような出版社上司を演じた高橋洋の演技が、抜きん出て素晴らしかった。
こく

こくの感想・評価

3.3
タワマンに住むという事自体が、何処か地に足がついた生き方が出来ない主人公のメタファーのようだった。

裕福で優しいが、何か中身がなく昼から酒を飲む叔父夫婦、主人公を簡単にセフレにする人気芸能人など、タワマン上層階の住人たちはあえて空虚に描かている。

ただ、主人公の勤める出版社の仕事振りと人々もリアリティに欠けたのが残念。タワマン住人並にフワフワしていた。

人気芸能人の役はいらなかったような気もする。
konomo

konomoの感想・評価

3.1
引っ越した途端に猫が2匹とも病気になってしまった身としては(両方助かったが)、そうそううかうかしてると急に猫がヤられんだよ!マジで!と正気では観ていられず、まっとうな感想が浮かばないが、岸井ゆきのは上手いなぁと思ったし、たぶんわざと非現実味を帯びて作られているタワマンパートは、わざとでもえらく気持ち悪かった。

コンシェルジュに柄本明が立ってるだけで不気味さツイン・ピークスみたいだったなぁ。

所有するマンションを姪に無料で貸して投資になるのは、どういう仕組みなんだろうか。なんかすると節税になるの?
あ

あの感想・評価

5.0
透明な帆が私の5m先に浮かんでいる。歩くとき、走るとき、喋るとき、寝るとき、一緒になって揺れ動く帆。貴方が帆に重なり、触れたとき、あなたは私だ、と思う。そう思いたかった。引力に身を委ねた私。銀河で光るあなた。ひしひしと感じる引力を愛したかった。海に忘れた面影だ、光量を揺らす星だ。ただ、この瞬間にしか存在しない愛を、あなたのために燃やし続けたいと思った。
はた

はたの感想・評価

-
うーん。ほんとにイマイチな映画。申し訳ないけどお金返してほしいレベル。
期待値が高かったのかな。

多部未華子主演でおもしろそうってなって、予告見てなんか気になる!ってなって、時間あいてるし見てみよってなって見てみたら、、、うーんって感じ。


まず、そもそもえいがのはじまりって結構ワクワクドキドキするんだけど、それもなく、静かに始まって。
叔父がタワマンくれて、自分の親は厳しくて。
っていう設定に???って感じで。
叔父が部屋を渡してくれて、そこを自由に叔父夫婦が出入りできてっていうのも???で。
ふつう、部屋をあげてる状態でも勝手に家に入らなくない?

猫がストレスも原因の一つで病気になってってあるけど、15年いたら老衰とか病気とかなるだろうし。

岸井ゆきのちゃん大好きなんだけど、
この役はほんとに共感が1ミリもない。
なにゆってんだ、こいつ?が終始ある。

多部ちゃんが泣けない理由とか、スター俳優と恋愛?利用?わかんないけど深い仲になったりとか
後輩がぶっとんでるとか、本当途中眠くなる映画。基本、お金払ってるし映画で寝たりとか絶対ないけど、初めて目瞑った映画。

役名覚えられない映画はハマらなかった映画だと思ってる。

でも、人生の経験としては失敗した映画って大事。今日見た映画が将来どんな形でも見てよかったって思えてることを願う。
籠

籠の感想・評価

2.5
原作に沿って作られているようだが奇しくも猫供養によって監督の野性の息吹き(Wild Is The Wind)となり得るならば二度と描けない土足の世界を記録した貴重な作品ということか?知っているはずなのに富裕層をチンケに描くのは意地が悪い。
ハコちゃんと呼ばれている人だけが「こはやがわ」と発音していたが「美味しんぼ」の京極はんが浮かんだ。
時にはスムースジャズだったりするやたら鳴る音楽もエンディングに合わせてワザとダサく作ったならば次作は場外ホームラン間違いなし。
ディヴィッド・ボウイとニーナ・シモンを聴き直して浄化。
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