映画館で見た映画はここには書かないんだけど、これだけは書かせてちょうだい。
青山真治はこんなクソ映画撮る監督だったっけ？こんなあからさまな「愛」や「家族」とかいう陳腐な言葉とイメージに頼るような監督だったっけ？もう少し人の内面や心のうつりかわりをうまく描ける監督じゃなかったっけ？久々に映画の途中で帰りたくなった。
原作ものとはいえ設定もひどければ（弱小出版社とはいえ文芸書の編集者ってあんな「軽」くていいの？「田舎」の弱小だからこそ大手以上にこだわりもってやってそうな。しかもあんなテキトーな私情インタビューをなんとか賞作家に拾わせて書かせて…。あといいかげん男が一方的にキスして恋が始まる展開をやめよう。原作がそうだとしてもやめよう。90年代はとっくに終わったのよ）猫も都合よく殺すし（「空に住」んだ結果が唯一関係してるのが猫の死。別に空である必要性ないけど）おまけに役者もひどい（それを狙ってるのか？）。3代目〜の彼はアンドロイドみたいだし多部未華子も役柄つかめないままやってそのまま終わりました、みたいな（狙ってるのか？）。
叔母のミムラ（だと見終わってググるまで気づかなかった）もありきたりすぎるキャラで、妊婦の同僚も自分でサイテーとか言ってるが、真にサイテーなのは大森南朋と実の旦那だろ。永瀬正敏も都合よく使いすぎ。一体この映画の何を見ればよかったのか…。アホみたいに「いつまでも愛してる〜」とか言って最後に流れる3代目J〜の歌が唯一の見どころ？
あと出てきたすべてのスマホの裏面に変なフックがついてた気がするが、これはあのフックと3代目のタイアップ映画？
