個人的には、前作より色々とグレードアップしてて、だいぶ楽しめました。
前作よりも主人公たちが少し大人になっており、フレディの初恋や、主人公ビリーの大人になることへの葛藤がうまく描かれていました。
また、本作のヴィランに関しては、ヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、レイチェル・ゼグラーがアトラスの三姉妹を演じていたんですが、個人的にはルーシー・リューが一番悪役としてのインパクトがありました。
そして、ギャグ要素も健在で、ところどころ笑える場面があったりもしました。
ここ最近のアメコミ映画のなかではかなり面白い部類に入った作品だったんですが、ただ今後DCEUがリセットされるという話が出ていますので、正直続編が期待できる終わり方だっただけに、観終わった後すごくモヤモヤした気持ちになりました。
ただ、DCスタジオの代表となったジェームズ・ガン監督によって構築される新たなDCUにおいて、シャザムの扱いが今後どうなっていくのか気になるところではあります。