またマルチバースか。
色々お騒がせなエズラミラー主演。
演技が上手過ぎて、プライベートでは頭おかしい事していたとしても映画には出続けていて欲しいなと思う存在ではある。
バリーは幼少期に母を殺された過去を持ち、父は母を殺した容疑で刑務所に服役中。証拠となるかと思われたスーパーの監視カメラの映像も顔がちゃんと写っていなくて、父のアリバイを実証出来ない。
もう最悪だよ、、😞ってなりながら、道路を走り回っていると自分が過去に戻れる事に気づく。
あれ？この力を使って、お母さん助ける事出来るんじゃ、、！？
とまぁありきたりなストーリーではある。
この手のものは、鉄板として過去に介入してしまうと未来が分岐するのかお約束。
案の定の話の進み方をする。
説明が無いと理解が難しいと感じたのは、過去に戻る能力を自覚するシーン。
がむしゃらに走るフラッシュを取り囲む様に現れる過去の情景とフラッシュは球体の中に居る描写。いきなりこのシーンを見て過去に戻っているなとはピンとこない。
フラッシュが球体からニュッと顔を出すシーンとか珍妙で怖い。
去年大反響だったノーウェイホームではマルチバースをしっかり取り入れた作品だから、過去作のスパイダーマンが出て来て、胸熱な展開が反響を呼んだ訳なんですが、多分このフラッシュも同じで、マイケルキースとか昔のスーパーマンの描写をパッとだして、観てるこっちがワクワクする様な気持ちになる。
というかそれを利用したんやろな。
ノーウェイホームをがっつり意識した作品だったかなと感じた。
DC作品は総じてアクションかっこいいけとストーリーかイマイチだったりするが、フラッシュはどっかの映画でやってた？な内容をなぞっているみたいに分かりやすい展開なので今回は観やすかった。
最後の「僕の方が速かった」なんてDCでは久々に感動して涙出そうだった。
