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ザ・フラッシュのhighburyのレビュー・感想・評価

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.3
【お祭り映画】

DCEUの12作目、『ジャスティス・リーグ』のメンバー『フラッシュ』の単独作品をIMAXで鑑賞。

正直言ってあまり期待はしていなかったのですが、なかなかの良作でした。
まずオープニングでジャスティス・リーグの面子やフラッシュの立ち位置に関して最低限の説明を行ってくれたのが良かったですね。
本作のみを鑑賞する人を置いてけぼりにしない親切なオープニングでした。

過去を改変し窮地に陥ったフラッシュ。元の時間軸とは異なるメンバーでゾッド将軍と戦うことになるのですが、マイケル・キートン演じるバットマンがなんとも哀愁漂う感じで◎。
『必要とされなくなった』と感じ引退していたはずなのに、あれだけ動けるってことはトレーニングは続けていたってことでしょ?ホントのヒーローですよね。

マイケル・キートンを筆頭に過去のDC作品を観てきた人へのサービスがてんこ盛りの作品で30代、40代ならウハウハになっちゃうこと間違いなしのお祭り作品でした。
幻のスーパーマンとネスプレッソのあの人の登場には思わず吹き出してしまいました。

新キャストのスーパーガールもドラマ版より本作の方が好みでした。性格きつそうだし。

ストーリーは自己中心的ではた迷惑な話ではあるのですが、それでも全てを受け入れたバリーと母親のシーンは感涙ものでしたね。
走り方は気持ち悪かったですけど。


さてドラマ版もそろそろ続きを観ないとな・・・。
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