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ベイビー・ブローカーのyokoのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
3.6
雨やクリーニング屋、洗車は生まれ変わる、心を入れ替えて生活するの例え。意識が変わったとて、贖罪をする気があったとてやり直せるのか、その資格はあるのか。彼の作品はあまり熱心には観てないのだが、善人だから愛情があるのか、法の外にいるから愛情がないのかは共通しているテーマだと思う。

どうしても緊張感がなくなるのはブローカー2人が最初から法外にいるが悪人ではないという雰囲気が漂っていること。赤ちゃんにとってベストではないがベターな状況を探し出すことに不信する2人。あと監督の底辺たちに向ける眼差しが優しいので最悪の展開にはならんやろうなと察してしまうところ。

赤ちゃん取引とは別で
殺人事件の捜査、奥さんまわりのきな臭さ、この辺りが物語に全然生かされてないのがきつい。
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