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ベイビー・ブローカーのやのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
4.2
新感線でお馴染み、ソウル行きの高速鉄道のトンネルが多いことを利用した表情のみえない演出がすきだった。そのあと同じく顔のみえない観覧車のシーンは泣ける。
決して正しい家族でも人間でもないけど、「正しさ」では救いようのない人物が、家族ごっこによってそれぞれ疎外から恢復していく様を好感をもって眺めていた。ソウル以外のまちも新鮮でよかった。
手指の描写にフェティッシュを感じる。
イデオンクラスの俳優2人は個人的にはややマイナス。
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