誰も悪くないし、この社会に生きる全員の責任でもある。物語の中で起こっていること全てに対してそう感じた。
起こった事実・事象は一つでも善悪は人の数だけあって、良い人悪い人・正しい人正しくない人なんて主観的で表裏一体で。そんなの当たり前にわかっていたはずなんだけど、改めて事実をそのまま受け止め正しく判断するのってあまりにも難しいしもはや無理なんだな、と思ってしまった。
登場人物のバックボーンが描かれすぎていないのが良くて、人との接し方や物事の受け止め方、怒るポイントからその人の歩んできた人生を垣間見ていくのが面白かった。
あと、音楽がすごく印象に残る映画だった。
