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ヒトラーに盗られたうさぎのharukaのレビュー・感想・評価

ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)
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すみやかに亡命する先見の明と行動力、お金のないときでも自分たちの大事なものや教育にはお金を使う判断力、いざとなれば初版本を売ってお金を得る優先順位の明確さ、どれをとっても聡明だなと思う

亡命時、持っていけるおもちゃはひとつだけと言われていて、うさぎのぬいぐるみにすればよかったかなと嘆く主人公が切なくて、でも子どもらしくて可愛い。辛いなかでも同じ境遇でなんだかんだ優しい兄がいるのも心強い。お金がないのに妻とケーキを買うシーンも好き
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