英勉監督の「マルチバース化」「賭ケグルイ10年計画」が本気であると感じられる映画。
実写版賭ケグルイの世界を今後も繋げようとしている熱意が伝わった。
レギュラーキャスト陣は安定のぶっ飛び具合でキャラが成り立っており観やすい。
今回新キャストである藤井流星さんもマッチしていた印象。
原作好き、実写賭ケグルイ好き、浜辺美波好きとしては世界観も入り込み今作も良かった。
しかし、監督のふざけ具合が悪く目立っていた印象（中川大志さんの描写など）。笑えたので結果オーライだが正直「ここいらんだろ」と思えるとこも何個か。
また今作の敵、藤井流星さん演じる視鬼神もキャラが良いだけに、結果は残念。ギャンブル面での能力が低く雑魚キャラ感が出てしまったのは勿体ない。
何よりこの世界観を知らない初見さんが楽しめる映画とは言えないのが一番の懸念点。
シリーズ物にはこの課題は付き物だが、今後賭ケグルイをどのように展開していくのか、いちファンとして楽しみ。
補足
舞台挨拶先行上映を観賞。
キャスト陣の話が面白く楽しかった。
浜辺美波大先生、最高。
