ジュリア・サラ・ストーンさんはかなり中性的なお顔。
たまたま十三のシアターセブンのスケジュールみたら"B級映画 ザ・虎の穴ロードショー"なんて面白そうな企画上映してたので観に行って来ました。
寝るだけで時給12ドル貰える話し。
親との折り合いの悪いサラは公園で寝たり、友達の家に泊めてもらったりしていた。
ある日学校で"寝るだけ"の治験バイトをみつけて、寝床が確保できると言う安易な気持ちで応募するのだが…、って話し。
不思議な映画でした。
主人公が幼い頃夢遊病患ってて、今は毎夜悪夢を見てる。
母親の留守を見計らって家に帰りシャワーしたり着替えを持って出たり。
睡眠の実験に集められたのは男6人女2人でこの構成比には理由がある。
実験している学生?の1人が主人公に付きまとう。
全ての人の悪夢に出てくる目だけ光った黒い人影の正体は?
そもそもこの実験は何を目的にしてるのか?
全部説明不足。
そこからのあのラスト。
なんなのよー!
って事でここからは上映後のネタバレアフタートークの内容について。
今作、カナダで製作されてるんですが、カナダってホラー大国と呼ばれてるらしい。
米ドルに比べてカナダドルは安いから製作費を抑えられるのが理由。
監督はジョージ・A・ロメロとデヴィッド・クローネンバーグからの影響を公言してるそう。
劇中にその2人に似たキャラが出て来てる。
それ以外にも今敏『パプリカ』や黒沢清『CURE』からの影響も感じるとの事。
悪夢と言えば『エルム街の悪夢』思い出すけど、それの影響もあるんじゃないかと言ってられてました。
後『コーマ』や『セル』からも影響受けてるんじゃないかと。
配給会社の社長はマイケル・マン版の『レッド・ドラゴン』的な雰囲気も感じたと言ってました。
今作、最後に主人公の携帯に着信があり、内容は「あなたは20年以上昏睡状態にあります。私たちは最新の技術を駆使してあなたとコンタクト出来る方法を探しています。これをあなたの意識のどこかで見てくれると信じています。」と言うもの。
結局今までの事は全部夢オチなん?
日本では夢オチはあまり喜ばれないけど、イギリス人は夢オチ大好きらしい。
日本で夢オチが好まれないのはディズニーの『不思議の国のアリス』が夢オチとしては最高傑作だから。
最高のものを既に観てるから他は全て二番煎じ三番煎じに思われるのだそう。
深掘りってよりもこじ付けに近いかな?
*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年4月27日
鑑賞回:17:00〜19:15
劇場名:シアターセブン
座席情報:BOX1 C-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:105分
備考:特別料金(会員1800円)
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