コオリ

愛をつづる詩(うた)のコオリのレビュー・感想・評価

愛をつづる詩(うた)(2004年製作の映画)
4.0
「かなり完成度の高い、大人の映画」
という感想。
好きだったはずの人から「心が離れる」時。
一瞬の出会いで「恋に落ちる」時。
二人の気持ちだけではどうにもならない「壁」に
直面し、悩み、苦しみ、でもだからこそ互いの
「存在」の大切さに「気づく」時。
何とも言えない「温かな涙」が頬を伝わった。
冷静に「解説する言葉」がまたピリッと
スパイスになっていて実にうまくまとまっていた。
真髄を衝く言葉達…
かなり深い「メッセージ」が込められていた。
「男と女」
いつもこんなことを繰り返しながら生きていくのだろうな…。
「人を愛する」
もっともシンプルな感情。
そして…
もっとも純粋な感情。
自分の「心」が求めた時には素直に従いたいと思う。
たとえ様々な「壁」があったとしても…。
そんな風に思わせてくれる映画だった。
人が人として生きていく時に
「大切なモノは何?」
ということを教えてくれたかな…。
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