あーる

整形水のあーるのレビュー・感想・評価

整形水(2020年製作の映画)
3.5
おー、なんか思ってた結末が三つくらい出てきました。いい作品ですね。
なんかセリフ回しとか声優さんの塩梅かと思いますが、すごい昔に観たピーピング・ライフを思い出しました。だんだん沼にハマる感覚は誰かに説明するとか難しいですね。思ったより評価が低いのは、おそらくこのぬるっと感が受け付けられない方が大多数を占めるかと。

韓国の外見に対する差別が色濃く反映されており、美人が絶対という文化、いかがなものかと。まぁそれで整形大国となり経済効果は少なからずあるのだろからwin-winか(笑)
美に対する欲やSNSの誹謗中傷、親ガチャを表現するセリフなど、先進国によくある嫉妬や羨望、"生"以外の喜びを知る者のわがまま人生ってやつですな。
おそらく1番の見どころってところは、なぜか軽快な音楽。なに音楽なんだろうなぁ、名前が出てこないけれど。パプリカを思い出させるようなバックミュージックでした。楽しい音楽なのに画は気持ち悪く動く。そこがなんか1番ワクワクしたなぁ(頭狂ってるんなぁと思いました)。
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