ほっこり良いものを観た。ロシア映画だが違和感は1ミリもない。無学で無口、朴訥で純粋な田舎育ちのカラシニコフが伝説の設計者として認められるまでの物語。
ロシアのプロパガンダという評もあるけど、ハリウッドのアメリカ絶賛映画に比べればどうということはない。カラシニコフがカザフ人であってロシア人でないことも忘れてはいけない。
ロシアのウクライナ侵攻の最中に見てしまったが、素朴な兵士に政府の思惑など関係ないのである。
AK-47はそのシンプルな優秀さから世界中で使われ、対ソ連戦にも使われいまだに後継モデルがISISとかあちこちで愛され……カラシニコフ本人の想像を超えてるだろうと思うと感慨深い。
