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スポンティニアスのnyakoのレビュー・感想・評価

スポンティニアス(2020年製作の映画)
3.5
それは高校の授業中だった。
クラスメイトのケイトリンの体が突然爆発し、
彼女の血液、肉の破片はクラス中に降り注いだ。
警察が調査するも殺人の疑いは無く、原因が特定できない。
次に誰が爆発するかわからない状況で、映画オタク仲間のマーラとディランは惹かれあってゆく。

そしてまたクラスメイトがひとりひとり爆発してゆく。
主人公たちは明るくて気丈なんだけど、いなくなってく過程はしみじみと泣きそうになる。

マーラとディランがとても個性的でユニーク。
特にディランはいかにもマーラに夢中!って感じで、はたから見ててもかわいすぎる。
ホワホワしたふたりの掛け合いはせつなくて見てたら愛おしい気持ちになってしまう。
ディラン役演じてるのはチャーリー・プラマー。彼はかなりいい。これから作品増えるといいな。

終わり方はちょっと綺麗にまとまりすぎてた気もするけど…
今を大事にしてこう、ってメッセージの爽やかな青春ものでありながら、人体爆発シーンがホラーなちょっと風変わりな映画。
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