ジャケがアメコミっぽかったのでスルーしてた。直前までノーチェックだった映画。
みんなテニスプレイヤー。
ゼンデイヤ演じるタシという女性を巡る三角関係のはなしなんだけど、不思議と恋愛映画を観たって感じがしない！
ジュニア時代からの長きに渡る三人の緊張感あるパワーバランス、それぞれのパーソナリティがテニスの試合とオーバーラップして、最後までどう決着が着くのか予測がつかなかった。
ラストでの試合では、セリフがほぼ無いというのにお互いが何を感じとっているのか伝わってくる！
タシを中心にしてこじれにこじれてしまった二人の男が友情を取り戻そうとする話でもあるのかも。
3Ｐべろちゅーあったり、ゼンデイヤのスタイルだったり、エロいムードあるのに意外とPG12に則してる。腹黒なのに爽やかなのも不思議。
試合前日の猛烈な嵐の中のドラマはこれから何か始まるっていう胸騒ぎがする。
ラストショットでぞわっと鳥肌。
音楽もちょっとうるさいっちゃあうるさいんだけど、かっこいい。
これは脚本も映像も役者も揃っていい映画。
