BC

アイの歌声を聴かせてのBCのネタバレレビュー・内容・結末

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直、CV土屋太鳳の独特の声質は私好みではないが、AIは特徴のある声のほうが合うのでシオンは適役だったと思う。
昨年の帝劇ミュージカルでは声量が足りなく声がか細くて酷評されていたが、
この作品での話しかけるような歌い方の曲は彼女に合っていたと思う。
多分、彼女のキーに合わせて楽曲を作ったのだろう。

サトミ目線で描かれる物語なので実質CV福原遥が主演だが、気取りがなくブリッコでもなく、自然に役に溶け込んでいるような吹き替えがとても良かった。
来年後期の朝ドラヒロインに選ばれたのも納得。

AIであっても対等に接していれば長く見守り続けてくれるし、優しさが芽生える。
AIにも心がある。
AIを無機質なロボットではなく、天然な女の子であり愛されキャラとして描いていたのが微笑ましかった。
BC

BC