予告編以外の情報なしで鑑賞しましたが、ひと言で言い表すと「近未来AIハイスクールコメディミュージカル」という感じでしょうか。
ミュージカルは、歌パートで観ているこちらが気恥ずかしくなるのであまり好みではないものの、本作はデ⚫︎⚫︎ニー風の劇中劇の歌を引用しているという作りで、歌の必要性に意味を持たせていたことから、なんとか早送りしないで最後まで観終えることができました。
物語のポイントとなる場面では先にまかれていたいくつかの伏線も上手に回収していたので、同じシークエンスの繰り返しや中だるみ感は解消できていたかと。
恋愛要素は小学生向けくらいの薄さなので、そこを期待すると物足りないと思います。
「よし！観るか！」と気負わず、時間空いたから何か観ようかなくらいの心構えで観ることをオススメする作品です。
