このレビューはネタバレを含みます
都市伝説と囁かれる連続殺人鬼・ブッチャーと内気で自分に自信が持てない女子高生・ミリー。まるで正反対のふたりの魂が、ある日突然入れ替わってしまった!
このまま放っておけば、24時間と経たずにふたりの魂は永遠に入れ替わったままになってしまう。かくして、ふたりと周囲の人間を巻き込んだ奇妙な逃避行が始まった。
「ハッピー・デス・デイ」と同じ監督が手掛けられていると知って期待に胸を膨らませて見たのだが、期待以上に楽しい100分間だった。
コミカルでありつつもサスペンスホラーのお約束がてんこもりなので、その手の作品が好きな方には堪らない1作。特に最後のミリー家でのやりとりは、展開が分かっていても思わずテンションが上がってしまう。
ちなみに、吹替版で殺人鬼・ブッチャー役を演じたのは名優・江原正士氏。コミカルでお茶目な一面と、冷酷で暴力的な殺人鬼の面とのギャップに頬がゆるんでしまった。彼をはじめ吹替版キャスト陣の素晴らしい演技もあって心から楽しい100分間を過ごすことが出来た。拍手喝采!