白川輝子

胸が鳴るのは君のせいの白川輝子のレビュー・感想・評価

胸が鳴るのは君のせい(2021年製作の映画)
2.6
胸がイラつくのは君達のせい

原菜乃華の嫌われ女役がめちゃくちゃ想像通りの動きでその想像にピッタリの演技ができててマジでムカつくのがすげぇ。
原作未読なので忠実かどうかは分かりませんが本当に嫌な女。

隼人くんはモテそうなカリスマ性があまり見いだせなかったり、つかさは「守ってやりたい女」でもなければ「強くて惚れる女」でもない、メインの2人が魅力に欠けるありふれた普通の2人だからあんまり興味が湧かないというか2人だけのストーリーがドラマチックじゃないな。

女の子が片想いして告白までしてんのに付き合えない理由話す時に笑いながら「いや、なんつーか友達として見てたわ」とか終盤で好きとか言われた事も今更すぎるし、その好きって思いを伝える中で理由の部分が「つかさは良い奴だし」から始まったの本当に許せないし告白のシーンで泣いてるつかさに対して急に怒鳴りとも取れる大声で自分怒ってんの怖すぎて嫌で許せなくてピキっちまったよ。

物語は在り来りなんだけど原菜乃華演じるまゆちゃんの根性と図太さと嫌味ったらしい裏の顔はみんなに観て欲しいわ。

勝手に高鳴ってろ
白川輝子

白川輝子