「3大テノール」として活躍したルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス。
1990年のイタリアワールドカップ・サッカーの前夜祭として開催され、白血病を乗り越えて復活したカレーラスを祝ってローマ・カラカラ浴場でのコンサートでの3人の共演が最初だった。
このカラカラ浴場のコンサートは『パヴァロッティ 太陽のテノール』を見た時に、もっと見たい‼️と思ってましたが、今回たっぷり見られました😆
オペラはもちろん、ムーンリバー、マイ・ウェイ、ニューヨーク・ニューヨーク、アメリカなども聞けたのは楽しかった🎵
パヴァロッティとドミンゴの確執からの「オーソレミオ」でのメドレー。
アンコールを用意してなくて慌てて10秒で決めた曲。
これがパヴァロッティのトリルを生み出し、ドミンゴとカレーラスのトリルの応酬が奇跡を呼んだ😆
本人たちも楽しそうで、観客も大喜び👏
この場にいた人たちが本当に羨ましい。
三大テノールは、この日1回のスペシャルのはずが、商業に走って、その後何度もコンサートを開く。
それを「クラシック音楽の俗化」と批判した評論家達もいたようだが、みんながオペラに興味を持つキッカケを作った功績は凄いと思う‼️
パヴァロッティ亡き後、別の誰かを入れて三大テノールとしてやる話は、ドミンゴとカレーラスが断ったという判断にはうるっときた🥲
「三大テノール」はこの3人じゃなきゃ‼️
欲を言えば、120分くらいの映画にして、それぞれの歌をもっと長く聞きたかったな😊
でも、朝から優雅で幸せな気持ちになれて、早起きして見に行った甲斐があった🎵