ある警察署の留置所に集った殺し屋たちとターゲットの、一夜の攻防を描くバイオレンスもの。
近くでは上映がなくて配信を待っていた作品。
大好きなジェラルド・バトラーが出演しているから観たかった。ジェラルド・バトラーは製作も兼任。
B級コメディみたいな邦題の印象とは異なり、意外によく出来たバイオレンスアクションでバトルものだった。
場面はほぼ留置所の中のみなので、低予算なのは間違いなし… だけど、殺し屋に狙われた詐欺師、冷静で腕利きの殺し屋、容赦なくみんな始末しようとするサイコパス系殺し屋、彼らを相手に奮闘する女性警察官… と、適材適所なキャラクターでグイグイ見せてくれて面白い。カメラワークも凝っていて、テンポ良く観られるアクションスリラー。
伏線回収も面白かった… が、回収がキレイすぎて「上手いことやってやったぜ」感がちょっと鼻についたかな笑
流血やバトルが平気なら、サクッと手軽に観られてハラハラできてオススメ。
ジェラルド・バトラーが最後まで渋カッコ良かったのも、ファンとしては満足。
ビジュアルや邦題からくる印象を良い意味で裏切る快作だった。