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キャッシュトラックのタクのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
4.0
現金輸送車の警備に配属された謎の男 彼はある復讐の為に計画を実行する!
[ストーリー]
特殊な訓練を受け試験に合格した者だけが働ける現金輸送車の武装警備の専門会社に、謎の男がやってきた。

男は試験をギリギリ合格し、警備の仕事に就くことになった。
男はH(ジェイソン・ステイサム)と名ずけられ仕事を進めていくが、ある日武装した集団に襲われピンチに陥るがHの凄腕技術によって敵を一掃する!
彼は一体何者なのか、、、?
[キャスト]
H :ジェイソン・ステイサム
バレット:ホルト・マッキャラ二ー
ジャン : スコット・イーストウッド
ザ・キング:アンディ・ガルシア
[監督] 「スナッチ」「アラジン」
ガイ・リッチー
[感想]
・[予想外のストーリー展開]
よくあるジェイソン・ステイサム主演の
作品かと思いきや、、、全然違いました!!

時系列も入り乱れるし、意外な人物を掘り下げるし、Hの過去をまさかの結末だし、ストーリーやアクション本当に面白かったです!

・[ガイ・リッチー武士炸裂!]
「スナッチ」に似た作風に感じました。
様々な視点で色々な人を写す群像劇の要素、
時系列が今→数ヶ月前→今のように入り乱れる時系列の要素、
こういったスナッチでもあったように今作でもこの演出が使われてます。

最初はHの目的や人物像が全く分からない状態から徐々に過去を描くことによって、Hの真実が暴かれる演出はガイ・リッチー節を感じまたし、驚きの連続でしたね!😲

群像劇要素は、勿論H視点から見る警備会社のメンバー、他にもHの過去に携わる人々を写したり、まさかの輸送車を襲った人物達にも焦点が当てられるの驚きました!😲

どんどん出てくる人物には、しっかりとした登場理由や過去があって、それを群像劇や、時系列が入り乱れる演出で解き明かしてくのは面白かったですね!👍

・[さすがジェイソン・ステイサム!]
ストーリーは手の込んだものになっていて見応え抜群です、、、
それに勿論、ジェイソン・ステイサムのアクションも完璧です!

今回は近接対決や肉体同士でぶつかり合うものは少なく基本的に、ガンアクション多めでしたね!💥🔫

けど全く物足りなさは感じさせず、2時間の映画の中で数シーンしっかりとした銃撃戦が用意させていたので良かったです!
特にラストの警察署内で行われる
敵組織 vs H の銃撃戦は、結構な尺を使って描かれており「えっこんなに人に死ぬの??」と思ってしまうぐらいめちゃくちゃ死にます(笑)
人間同士の裏切りあり、単純に銃撃戦のカッコ良さ、ラストの戦いとしては最高でした!👍👍
・[ラストがあっさりめ]
こんな状況からどうやってH勝つの?
と思って映画ラストまで見ていくと、
まさかの敵組織の完全勝利!!

そこからプロローグが描かれます。
このプロローグが少しあっさりしていて、復讐を成し遂げた爽快感はありますが、何だかありきたりでラストの結末は少し残念でした。😭
・[最後に]
予想だにしないストーリー構成で、更にジェイソン・ステイサムのアクションの復讐物でもう完璧でした!

ガイ・リッチー監督の複雑な時系列の描き方も良かったですね!
結構オススメです!👍👍👍
タク

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