このレビューはネタバレを含みます
・感想
銃撃戦、ルパンの世界ですか？
日本に安堵する自分が隠せません。
・考察etc...
この映画を簡単に説明すると、実は犯罪者組織のボスである主人公が、警備会社に潜入し、別の犯罪者組織の手下によって殺された主人公の息子の復讐へと乗り出すストーリーです。主人公が警備会社に潜入する前までの過去を振り返っていく展開があり、中盤で別の組織の視点もあるので、知識が後から足されていく様な作り方です。後半部ではまたリアルタイムに戻り、主人公が復讐をしかける場面へと繋がっていきます。
全体として、ジェイソン・ステイサムの風格と、躍動する銃撃アクションが見どころの映画だと思います。伝えたい事は強いて言えば、警察組織側の人間も含めて、出てくるキャラクターのほとんどが自分の為に動いていて、自己中心的な考えを持っているという事です。これはある意味世の中の現実を現していて、正義はあるのか等、人々への問いかけなのかも知れません。
結末の話ですが、もしかしたら組織のボスというのは警察側の二重スパイなのではと思うと、続きがあるとすればどうなるんだろうと勝手に気になったりします。
