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女は女であるのkinoのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
3.4
彩が素晴らしく、ファッションを見ているだけで写真集一冊見終えたような満足感。

ただ目で楽しむだけじゃなく、深く無いようで深い台詞が散らばっていて、言葉のセンスにも脱帽。

「なに思う?」
「故に我あり かしら」

そして、鏡を見ながら
「私って 何なのかしら」

デカルトの命題がさらりと引用されていたり、かと思えばくだらないポーズを真似っこしてみたり。
自由でコミカルで、クスッとさせられる。

本のタイトルで伝え合う件、かわいすぎるな。口きかないから!って意地張ってるけど、あの遊びやりたいが為のフリじゃないのかね笑
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