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ぼくは君たちを憎まないことにしたのkinoのレビュー・感想・評価

3.1
平和ボケした自分への戒め作品。

ある日突然失われる命。
それが最愛の人の命だとしたら。

嗅覚と記憶は強烈に結びついていて、
美味しい匂い
楽しい匂い
物哀しい匂い
日常の何気ない匂い

突然失った人の残した匂いを、影を感じながら、自分だったら生きていけるのかな。
憎しみに屈しないで生きていけるのかな。

それでも日常は続いていく。

子供の可愛さにただただ救われる作品。
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