Panierz

女は女であるのPanierzのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.5
ゴダール作品の中ではかなりポップで観やすいコメディ。本からの引用は相変わらずながら、本のタイトルで会話するところはスムースで爽快感すらある。
脈略もなく急に音楽を止めるゴダール的手法も、ミュージカルとなるとその斬新さがより顕著になって面白い。劇伴とアンナ・カリーナのアカペラが交互に披露されるシーンなんかは今観てもミュージカルとして新しすぎるしかっこいい。
ゴダールの映画はぐっすり眠れて最高!!という人でもこれなら最後まで観れるのでは。
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