むし暑い日にぴったりな涼しげなドキュメンタリー映画ですね。
Netflixオリジナルです。
とりあえず、タコすげえ、となります。
元々映画製作者のクレイグ・フォスターさんがちょっと心を病んでしまい故郷の南アフリカの海へセラピー的な感じで潜っていると1匹のマダコを発見し、興味を持ち、そこから1年間同じ海に潜り続けてマダコとの交流を記録した映像作品です。
タコがクレイグ・フォスターさんをちゃんと認識してるんですよ、寄ってきたり触ってコミュニケーションを取ってきたりするんですよね。
タコって知能的には犬や猫と同じぐらいあるらしく、だから獲物を食べて繁殖するだけの生物ではなく、クレイグ・フォスターさんに対しても好奇心を持ったりできるし、水中で魚の群れの中で遊んだりもしてる映像が収めさられていて驚きました。
蟹って水中を泳ぐんだ、タコがゲットした獲物を横取りしようとワラワラ湧いてくるヒトデの気持ち悪さ、タコが衰弱すると途端にそれまで背景としてしか認識してなかったような小魚がタコを食べようとつついてくる弱肉強食の厳しさなど見所満載でした。