マクガフィン

映画 太陽の子のマクガフィンのレビュー・感想・評価

映画 太陽の子(2021年製作の映画)
3.2
戦争の狂気や戦争に巻き込まれる人々の悲壮。科学と科学者のジレンマと狂気を並列に描き、ステレオタイプ的ではあるが、見やすく、分かりやすい丁寧に積み重ねるエピソードに感心する。しかし、広げた風呂敷を巧く纏めていないことが惜しく、戦争や科学の<先>や<後>の捌き方が普遍的に。モチーフがブレて、深淵の闇から喚起されないのが惜しい。