なっつ

映画 太陽の子のなっつのネタバレレビュー・内容・結末

映画 太陽の子(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

裕之が海に入っていくシーンは、普段笑顔を見せてくれてるけど、本当は怖くて行きたくないけど自分だけ死なないわけにはいかないって気持ちが伝わってきて、泣いた。戦争に再度赴くときの表情、お母さんが無言だけど大事そうに送り出す場面が胸が痛かった。
修は原爆が落とされても、比叡山で観測すると言うので、何考えてるの?ってなった。科学者としてのめり込みすぎて人間らしいものをなくしていた。それなのに急に焦って下山するのも少し謎だった。
いい映画だったけど、最後の方だけ修に疑問。最後の3人で海で遊ぶシーンは現実ではありえなくて眩しくて、本当はこんな風にしてたんだろうな、と思うと切なかった。戦争って遥か昔からずっとあるけど、なくならないんだなあ。ほんとうになくなってほしい。
演技がみんなすごい上手だった。三浦春馬さん、もういないんだなあと思うと悲しい。
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