このレビューはネタバレを含みます
序盤の修がお風呂に入る場面で何故か涙が溢れてしまった。
戦争は嫌なものだと、苦しく辛いものだと思うけど、その時代に生きて戦争の渦中に居た人々に対して何と言えばいいのか分からない。
それぞれの信念があって、どれが正しいだとか間違っているだとかが無いだけに、痛ましくて辛かった。
こんな研究を続けるよりも戦場に赴くべきではないか、人殺しに加担していることに対してどう思うのか、全部答えが出ないから余計苦しい。
柳楽優弥さんは、他の作品でも見かけていたけど、演技が上手い。
演技が上手いと言うか、そのものの人物がそこに居るようで、すっかり見入ってしまった。
柳楽さんが出演している他の作品も観てみたい。