映画 太陽の子のAlitaのネタバレレビュー・内容・結末

柳楽優弥、三浦春馬、有村架純の説得力のある演技に感動した。日本の原爆開発。その事実を元に作られたフィクションなのだが、柳楽がまさにその時代にいた科学者が乗り移ったかのような素晴らしい表情を見せてくれた。
縁側で3人が涙ぐんでしまった。田中裕子演じる母の「私はここを動かん。それが科学者を息子に持った私の責任」は重い。
寝食忘れて、開発に没頭してた修が山で母が作ってくれたおにぎりを食べやっと自分がしていたことの重大さに気づき泣くシーンは必見です。
エンディングテーマが福山が唄う「彼方で」もそんな先人たちを想い、未来へと続く希望の歌になっていたのが素晴らしかったです。まさか、最後の曲でこんなうまくまとまるとは思ってなかった。
日本は原爆を落とされただけじゃなく、作ろうともしていたことも事実ではあるので、若い子どもたちにも見せてやりたくなる作品です。あくまでも中身はフィクションですが。