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シカゴ7裁判のrejocquのネタバレレビュー・内容・結末

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

内容のカタい裁判映画だが飽きさせないテンポで組んであって、実に素晴らしい。

政府に不都合なデモは香港を思わせる。
警察官という名前で称されるようになると、それほどまでに逸脱して暴力的になれるのか?と不思議になる。変な粉でも吸い込んでるんじゃないか?みんなコカイン4〜5行キメてから来てるからおかしくなってるんだと思いたくなるほど異常な暴力性だ。

判事がみごとに終始クソッタレで、殺さなかった7人を心から褒めてやりたい。ありとあらゆる差別思想をもつ勘違いクソジジイだ。生かすなら、ロボトミー手術か、優秀な精神科医に二度と立ち上がれないほど精神破壊をされたあと生きながらえるべきだ。

「世界は見てる」

というか、見てるだけで終わらせないでほしい。この2021年とは思えない暴力的な支配を行っている某国の完全に狂っている政府を、コロナ禍でも懸命に嘘をつき、香港を目の仇にする政府を、各国が協力して目を覚まさせるべきなのだ。いち個人として声を上げるしかないのだが、数を集めると民衆は強い。

リーダーだった彼女は実刑判決を下され、ムショ内でなにをされているか分からない。辛すぎる、信じがたい現実だ。

ベトナム戦争の戦死者たちの名前を読み上げるシーンで泣いてしまった。
正解だった戦争などない。戦争は全部ゴミ以下のクソ。

サイコパス政府ってどうしたらいいんだろうね…
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