扇

シカゴ7裁判の扇のレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
4.5
アーロン・ソーキン、いま一番ハリウッドで上手い脚本書ける人でしょ。
『ソーシャル・ネットワーク』も今となってはフィンチャー作品というよりかはソーキン脚本の魅力があってこそという気がする。

とにかくリズミカルで機知の利いた会話の気持ち良さ。気を抜いてると置いていかれそうになってしまう。1分1秒の重すぎない緊張感が虜にさせる。本当に楽しい。
理不尽に立ち向かう社会正義の話である一方でミステリー仕立てにされた、この懐の深さ。この人の書く話、ハズレが一本もない。大好き。
扇