1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。会場近くでは、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集結。デモは徐々に激化していき、警察との間で激しい衝突へと発展。デモの首謀者とされたアビー・ホフマンら 7 人の男は、“暴動を煽った”罪で起訴されてしまい、衝撃的な裁判が始まった。
法廷の場面の合間に当時の激しい闘争が映し出されていく構成がスピーディで新鮮。結論ありきで進めようとされる、法廷のスリリングな展開は見応え十分だ。
当時の反戦への闘争が激しくなっていた時代、国の政策をこのまま見過ごせないといという数多くの若者が立ち上がったことは素晴らしい。デモに対して警察がどう対応していくのか、国は国で意見はあるのだろうが、とは言っても結論ありきで進めてくる。
絶対有罪にしろと圧力をかけられた検事の冷徹を装いながらも正義感が垣間見えて少し希望があった。
最後のリストを読み上げには感動、そして続く解説。。
歴史を知ることができる作品。
海外に派遣されて戦死した多くの若者、アメリカにおけるベトナム戦争の傷は大きいと改めて感じる。
最後のリストを読み上げには感動、そして続く事実。
