いとう

サン・セバスチャンへ、ようこそのいとうのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ウディ・アレンの「俺、こんな話つくれるの天才でしょ」感は、本編への入りから感じさせてくれる。

ポジション取りとしての教養主義の無意味さと向き合った映画。自己批判的な印象だが、その無意味さを超えるための方法として、哲学者?から引用する。仕事、家族、愛へのチャレンジがそれを忘れさせてくれると。そして野菜と果物は取り、飽和脂肪は取るなと。

妻が案の定一線超えていたことを赤裸々に語るところ、モートがほいほい目の前の色恋に走っていくところ。おしゃれに撮れるのすごい。
いとう

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