この流れなら見ない訳にいかないので、最新の寺田心くん主演の妖怪大戦争もついでに見てみました。コレは流石にスルーしてたので初見です。
【キャスト】
(渡辺の家系)
渡辺兄(けいくん):寺田心
渡辺弟(だいくん):猪股怜生
渡辺綱(わたなべ の つな):北村一輝
(妖怪たち)
狐面の女:杉咲花
姑獲鳥(うぶめ):安藤サクラ
猩猩(しょうじょう):大倉孝二
天狗(てんぐ):三浦貴大
雪女:大島優子
天邪鬼(あまのじゃく):赤楚衛二
茨木童子(いばらきどうじ):SUMIRE
酒呑童子(しゅてんどうじ):濱尾ノリタカ
水龍
大魔神
(ヴィラン)
加藤先生:神木隆之介
【ストーリー】
地底(フォッサマグナ)に眠る古代の化石が結集して生まれた妖怪獣が東京へ襲来する。 人間には自然災害にしか見えずこのままでは日本がまずいと言うことになり妖怪たちは、伝説の妖怪ハンター渡辺綱の末裔、渡辺兄弟を探し出すことに…。
【総評】
やばい、寺田心君の喋り方にイラつきしか覚えない(笑) きっとさとう珠緒にイラついてた人達はこんな気分だったんだろうと今更思い知りました。
(良かった所)
神木君版よりも明るくなっており(心君が根明な喋り方のせいか)、うずら暗い妖怪映画って感じがしない。分かり易さに全振りした兄弟愛作品といったところ。
(そうでもない所)
吉本無双では無くなったものの主要キャラが群像コント始めるシーンは相変わらずあるのちとマイナス。まぁ前作より活劇度が上がっていていい意味で子供向けシフト出来ている気はする。
(ターゲットって誰?)
神木君版でも思いましたが、結局この映画って一体誰をターゲットにしてるんですかね、という所はやっぱり疑問。子供だとしたら、大人たちの二流のコント仕立て会話はいらない気がしますね。子供向けの娯楽シーンだけで繋いでもいいんじゃないかと思ったりします。特段出してる妖怪たち怖くはないですからね。
【あとがき】
きつねさんの画面の下、変な髭面にせずに狐耳でもつけといた方が可愛くて良いと思うんだけど。
【あとがき2】
これらのシリーズの原点は帝都物語(荒俣先生原作)を今風に作ってみてほしいと見直しながら思った次第。