WOWOW録画鑑賞
“今のはグレムリンの仕業
飛行機を壊し人をイジメて喜ぶ奴らだ”
〜戦意高揚アニメ
“限界なんてない!
限界なんて無いからね‼️”
〜モード・ギャレット
期待せず観たが結構面白〜い!
B級戦争アクション、ホラー、サスペンス
とクロスオーバー・ジャンルの楽しい作品。
大型爆撃機に取り付いた空の魔物“グレムリン”と、クロエ・グレース・モレッツ扮する空軍大尉の死闘を描く。
第2次世界大戦下のニュージーランド上空で展開するスカイアクション。
原題 『Shadow in the Cloud』
2020年米・ニュージーランド84分
監督・脚本 ロザンヌ・リャン
製作 ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ ケリー・マコーミック トム・ハーンほか
脚本 マックス・ランディス
音楽 マフイヤ・ブリッジマン=クーパー
撮影 キット・フレイザー
出演 クロエ・グレース・モレッツ ビューラ・コアレ テイラー・ジョン・スミス
カラン・マルヴェイ ニック・ロビンソン
ベネディクト・ウォール
翻訳者 額賀美雪
(WOWOW番組内容より)
第2次世界大戦中のニュージーランド。旧都オークランドからサモアへ向かうB-17大型爆撃機フールズ・エランド号に、モード・ギャレット(モレッツ)なる空軍大尉の女性が乗り込んだ。彼女はある最高機密をサモアに届ける密命を帯びているという。だが、よそ者で女性のモードは乗員から軽んじられ、狭い下部銃座に押し込まれてしまう。やがて機は離陸、モードは高度2500mの上空で、主翼下部に取り付いた謎の生物の姿を目撃し……。
(WOWOW解説より)
第2次世界大戦時を舞台に、「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツが、ある特命を帯びてB-17大型爆撃機に乗り込んだ空軍大尉の女性を熱演するホラー風味のスカイアクション。
飛行機に取り付いて原因不明の故障や異常動作を起こすという、飛行機乗りの間で古くから語られる魔物“グレムリン”の伝説を下敷きに、モレッツ演じる主人公の兵士とグレムリンの戦いを描く。
一方で、スパイ容疑を掛けられてしまう主人公の正体や、彼女のカバンに隠された最高機密の内容といったスリラー要素も緊張感を高める。
監督は、中国系ニュージーランド人の新鋭ロザンヌ・リャン。
B級作品ながら、戦争アクション、サスペンス、ホラーと色々欲張りなエンタメ作品で面白かった‼️
航空機の描写や機内の作り込み、B-17爆撃機の下部球形回転銃座に主人公が閉じ込められる前半の密室での視点も面白い。
以下ネタバレあり
【印象のシーン】
・ボーイングB-17Gフライングフォートレス(空の要塞)爆撃機
機首の下にチン・ターレット(顎銃座)があるのがG型。
舞台の1943年8月でG型は少し早い登場かも⁈
”The Fool’s Errand“(バカのお使い)号
尾翼にシリアルNo.12686は嘘っぽい。
・乗り込んだ彼女モード・ギャレット大尉
英国空軍WAAF(婦人補助空軍)所属
Women's Auxiliary Air Force
エンドロールで実際の女性隊員たちの映像が流れモードの活躍や実際の彼女たちの活躍も想像させられ楽しい映像。
・極秘のカバンの保護が任務
中身は最高機密!
後で中身がわかってからの、それまでの扱いが酷すぎる⁈
・敵機の日本軍機(遠方に一瞬)登場。
零式水上偵察機(ジェイク)を見つけたモードが球形銃座に入り込む謎の物体⁈
何が起きた⁈
・身分がバレそうになり、敵機発見を報告するモード。
”日本軍の愛知E13Aが接近してる”
→ 愛知E13A(零式水上偵察機、通称・零水。連合軍コードネーム、ジェイク)
製作者のこだわりが見えるマニアックなセリフ…
”ジェイク“が!
迎撃のため発砲許可を!
“許可しても君は撃ち方を知らないだろう?”
”もう遠慮しない“
それからのモードの行動がカッコいい‼️機関銃に装弾する紐を腕をクロスして引くシーン、リアル!
・3機の零戦からの攻撃、これも遠方なので形が良くわからない。極秘カバンをグレムリンから奪い返すボルダリングっぽいアクションも面白い!
・B-17の床穴から外に落ちたモードが敵零戦の爆発で戻ってくるところはコメディ⁇
ありえな〜い、けど楽しい!
・ラストのモードvsグレムリンの格闘バトルは胸熱‼️
何故かやられる寸前のグレムリンの目が可愛らしい⁈
ツッコミながらも、クロエの大活躍を楽しめる楽しいB級作品‼️
【忘備録】ネタバレなし
(キャスト)
・モード・ギャレット Maude Garrett
- クロエ・グレース・モレッツ
・スチュ・ベッケル Stu Beckell
- ニック・ロビンソン
・ジョン・リーヴス John Reeves
- カラン・マルヴェイ
・ウォルター・クエイド Walter Quaid
- テイラー・ジョン・スミス
・アントン・ウィリアムズ
Anton Williams
- ビューラ・コアレ
・トミー・ドーン:
- ベネディクト・ウォール
・ブラッドリー・フィンチ:
- ジョー・ウィロコフスキー
・テレンス・タガート:
- バイロン・コール