このレビューはネタバレを含みます
クロエ・グレース・モレッツ、ほぼ出突っ張り。乗組員の男たちの会話は音声のみで、クロエがひたすら映されるシーン多し。クロエファンのための映画と言ってもいいかも。戦争映画とホラーという妙なミクスチャー。
第二次世界大戦の女兵士の話かと思いきや、空の上でグレムリンのようなコウモリ型の謎の凶暴なクリチャーとの戦いで、我が子を守る母親を描いている方がメインなんです。クロエ演じるモードにとって、敵軍との戦いをうまくこなしつつも、クリチャーとの戦いの方が本当に勝たなきゃいけない戦争なんだろうなぁという感じ。
モードを支える紐が切れて落下したと思ったら、敵軍の戦闘機にバウンスして跳ね返されて、そしてまた自分の戦闘機に戻ってくるところとか、ラストでモードがクリチャーを素手でぶん殴って腕をへし折るところは、思わず爆笑してしまいました。ギャグっぽく漫画っぽい。