下卑たジョークの嵐に、狭い銃座の中、果敢に対峙するクロエグレースモレッツが凛々しい。そして、さらに…。最初の襲撃でハッチの止め金具代わりに人差し指を突っ込んで…痛い痛い痛い。前半はクロエのほぼひとり舞台。乗り込む際のすれ違いとワンカットの紹介であとは会話のみの乗員たち。まあしかし、現代の自衛隊にもあるような酷さ。緊張感が途切れない。銃座を出てからの、んなバカな！展開がすげえ。グレムリンに零戦に赤ん坊に母は大忙し。夜は明けるものの…反転、確保、落下からの復帰、本当？というクロエの表情に笑った。屑は屑らしく散っていく。だよな。｢また会いたいなら大人しく座ってな｣。逆転の反転で危機一髪を回避。なるほど。で、まだまだ…からの腕まくりして、うりゃうりゃ、だああああ、よっしゃあ。エンディング曲はケイトブッシュ？そういや、オープニングの曲も80年代風だ。キャスト紹介もいいし、続く戦時中の女性パイロット映像と歌詞もシンクロしてない？最後までいい仕事してる。
