五代友厚を深く知るには2時間では収まらないからだろう、ピンポイントに散りばめられたエピソードをドラマチックに描いて、見るものの想像力に委ねた作品だと思う。説明セリフもナレーターも省かれていて、自分的には、うるさくなく好きだが、最近のわかりやすい邦画に慣れていると、わかりずらいと感じるかも。
主役の三浦春馬は、殺陣も良く、いい。
以外だったのは、その他のキャスト、三浦翔平、西川、森永。
みな、キャラが立っていて、4人の青春時代は、面白い。
脚本は、もうひとひねり欲しいかなという所もあるけれど、有志プロジェクトの少ない予算で作られた作品にしては、演者の熱演で良作に
なっていると思う。
三浦春馬は、もっと時代劇を見たい！そう思わせるだけの演技だっただけに、惜しいなとつくづく思う。
