Toko

いつかの君にもわかることのTokoのレビュー・感想・評価

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)
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悲しくて切なくて…良い映画でした。
死について考え向かい合うというのではなくて、ひたすら息子の幸せを願う父親の話でした。
物語は淡々と進みます。徐々にパパが衰弱していきますが、最後までイケメンでした。

子役の子のまあ可愛いこと。
あの子でなければこの映画はダメでした。
本当に、大変よくできました。💮

それにしても人生は不公平だ。
邦題は微妙…
nowhere special で良いのではない?

この家に来てくれる子はー
私にはトンネルに差す光なの。

シングルの子育てはもちろん楽しいことばかりではないだろうけれど、子どもとの暮らしというものは、人の営みの中で、奥が深くて最も面白いのではないか。考え方次第だが。
仕事や娯楽や趣味とは異なり、任意の「責任」を伴い、常に試行錯誤の上に親も子も成長するそのステージを、大人はある意味選択することが出来るけれど、子どもは。。。

今後さまざまな問題にぶち当たる度に、彼女は大切な息子を守るため奮闘し、その都度息子の目を見てハグをして、どうかキラキラと輝いていて欲しい。そして長生きして欲しい。
はー泣
Toko

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