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きまじめ楽隊のぼんやり戦争の46のレビュー・感想・評価

3.6
鳥や犬や風や川、虫の音がのどかさを表す一方で、無表情で抑揚のない喋り方の人々が奇妙で、戦争がつづくということは人々の感情や表情までも奪っていくんだろうなとおもった 何のために戦争をしているのかわからないまま何十年も淡々と攻撃し続けることの無意味さ。起きて、戦争をして、食べて、寝るの繰り返しの日々のなかで生まれるものはなに?この先の世の中が、彼たちのような少しの心の揺れによっていい方向へ変わることを願って終わる作品だった
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