昨年急逝した佐々部清監督の遺作をやっと鑑賞できて･･･うん、しみじみと見入りましたね。
そんな本作は、鹿児島県薩摩川内市に420年続く勇壮な“川内大綱引（せんだいおおつなひき)"に青春をかける とびの跡取りの青年と、韓国人女性研修医との切ない恋に、その２人を取り巻く家族や人間模様のドラマ。
はい、実直で人情味溢れる優しい一本で、監督らしさ全開で、もうそれで充分の余韻に。
まぁ、祭りのシーンが全てを持って行ってしまう感もありますが･･･我が地元の祭りもコロナ禍で昨年今年と見れてないので、やはり感無量になりましたね。
なお、俳優陣では、まずは三浦貴大･･･作品をしっかりと引っ張る熱演ぶり。
そして、知英を筆頭に、比嘉愛未に松本若菜に石野真子らの女優陣がいい仕事してます。
さらには、西田聖志郎に、中村優一に升毅らの芸達者な面々のサポートがいい。
