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すべてをかけて:民主主義を守る戦いのcatmanのレビュー・感想・評価

4.0
今年2020年にAmazonが制作した最新ドキュメンタリー。米国における過去から現在に至るまでアフリカン・アメリカン(&有色人種)に対して行われている差別と投票抑圧の実態を明らかにし、全ての国民が選挙に参加することの重要性を説く。
本作で最もフィーチャーされるのが2018年にジョージア州の州知事選に立候補したステイシー・エイブラムという女性で、トランプとバイデンによる大統領選の行方を決定づけたのが彼女のこれまでの尊い闘いの成果であり、民主党がジョージア州を “奪還” したと報じられる言葉の意味を知るに至って深く感動。今このドキュメンタリーを観られて良かった。大変勉強になりました。エンディングに流れるジャネール・モネイの書下ろし曲「Turntables」が力強くソウルフルに響く。
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