catmanさんの映画レビュー・感想・評価

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忍びの者(1962年製作の映画)

4.0

ネタバレあります。

1962年公開。大映らしいエンタメに振り切った忍者アクション(メロ)ドラマ。主演は市川雷蔵、ヒロインは藤村志保という強力タッグながら、最も印象に残るのは怪し過ぎるキャラクターを
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ローラーボール(1975年製作の映画)

4.0

1975年公開。70sテイストの癖が強いディストピア系バイオレンスSFアクション。良いですねえ。パイプオルガンがバッハを奏でる不穏なオープニング。暗い画面に浮かび上がる「ROLLERBALL」のタイト>>続きを読む

幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

認知症を患うベテランコメディ作家が快活な黒人女性に支えられながらトラウマを克服し家族愛を取り戻すというハートフルなヒューマンドラマ。THE良い話し。ビリー・クリスタルとティファニー・ハディッシュのキャ>>続きを読む

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

4.0

風変りな近未来SFブラックコメディ青春ホームドラマ。面白い!テーマ自体にさほど捻りは無く割とストレートな社会風刺ながら、予想の斜め上を行く物語の展開に加えアイロニーとユーモアのブレンド具合が良い塩梅で>>続きを読む

60ミニッツ(2024年製作の映画)

3.0

ステゴロ映画あるある。殴り合いの尺が長過ぎる。チンピラが強烈なパンチやキックを何発も受けて普通は立っていられるわけないでしょ。盛り上げ演出の度が過ぎるのでせっかくプロの格闘家を起用しているのにリアリテ>>続きを読む

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

5.0

BAND AID&USA FOR AFRICAリアタイ組です。まさか2024年になってこんなものが観られるとは。自分は痛飲すると一方的に人と肩を組んでWe Are The Worldのコーラスパートを>>続きを読む

ザ・ウォッシュ(2001年製作の映画)

3.5

2001年公開。元ネタは76年のクラシック「CAR WASH」なんだろうけど、こちらはスタッフもキャストも映画としてはアマチュアと言って良いレベルで、一言で言うと稚拙。ただハリウッドコメディの王道を意>>続きを読む

バンパイアの惑星(1965年製作の映画)

3.5

1965年公開。イタリアのB級SFホラー。展開と雰囲気が何処となく「エイリアン」みたいだなって思いながら観ていると、未知の惑星を探索している宇宙船のクルーが怪しい密室の中で巨大な人骨に遭遇するシーンが>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤のトレーラートラックに衝突しそうになるシーンでさっそく声を上げてビビる。恐怖演出と画づくりは上手いと思う。劇場で観たらさぞや。基本的にワンシチュエーションなのに簡単に飽きさせないのも上手い。ただ夢>>続きを読む

五月の七日間(1963年製作の映画)

5.0

1964年公開。ソ連と核廃棄条約を締結した米政府と、これを国家的危機と捉え水面下でクーデターを企てる軍部との攻防を描くポリティカルサスペンス。
J.ゴールドスミスによる超ソリッドな主題曲×洗練されたグ
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太平洋の地獄(1968年製作の映画)

5.0

1968年公開。太平洋の小さな孤島に漂着した互いに歪み合う日米二人の軍人のサバイバルを描くジョン・ブアマンによる異色戦争アドベンチャー。めちゃくちゃ面白い。キャストは三船敏郎とリー・マーヴィンの二人の>>続きを読む

最前線物語(1980年製作の映画)

3.0

1980年公開。多くのシネフィルから戦争映画の傑作と評されるサミュエル・フラー監督作。なんだけど、自分にはちょっと合わないというのが正直なところ。散漫で退屈してしまう。ラストもちょっと不満なんだよなあ>>続きを読む

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

業界の闇を赤裸々に描く実話ベース系。成り上がり者が調子コイて人の道を踏み外してしまうRise and Fallストーリー。アメリカの「オピオイド危機」を掘り下げて知る機会にはなったが、映画としては凡庸>>続きを読む

ダンケルク(1964年製作の映画)

4.0

1964年公開。あのダンケルクの戦いをフランス人の視点から描いた反戦映画。えーっとすみません、これもまた傑作じゃないですか?軽やかでいながら深みがあって、ユーモアとペーソスの塩梅が絶妙。強いメッセージ>>続きを読む

最前線(1957年製作の映画)

5.0

1957年公開。これはやべえ。すげえ良い。朝鮮戦争の前線で孤立してしまった米軍の小隊が、じわじわと迫り来る北朝鮮軍による攻撃に心身を削られながら友軍へ合流すべく目的の高地を目指すサスペンスフルなミリタ>>続きを読む

激戦ダンケルク(1958年製作の映画)

4.0

1959年公開。イーリングスタジオ。兵士と市民と両サイドの視点から描くドラマは些か散漫な印象。一方で戦闘や爆撃のシーンはライブアクションならではの迫力があって旧い映画の割に見応えがある。火薬の量が凄い>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.0

1957年公開の戦争の狂気を描いた名作。改めて現代目線で観ると人間の描き方には流石に古さ(差別意識)を感じる部分もあるんだけど、重厚なドラマは非常に見応えがある。特にクライマックスからラストへ向かう怒>>続きを読む

遠すぎた橋(1977年製作の映画)

4.0

1977年公開。これもまた70年代らしい豪華オールスターキャストによる大作戦争映画。ネタバレ全開のタイトルが示す通り、史実である散々な失敗に終わる連合軍の一大作戦を描いていて、憎きドイツ軍をやっつける>>続きを読む

鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

4.0

1976年公開のミリタリー・スパイアクション。ジョン・スタージェスの遺作。これもえらく久しぶりに観たところ、主題の割には意外なほどスケールが小さくチープな印象が強くてちょっとビックリ。脚本がユルユルで>>続きを読む

空軍大戦略(1969年製作の映画)

5.0

いつも同じ様なこと言ってますが、リマスタリングされた旧作を観るのが本当に楽しい。
1969年公開の本作はスピットファイヤーを筆頭に多くの実機を使った空撮がひたすら素晴らしくって、動態保存されていた機体
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ANON アノン(2018年製作の映画)

4.0

2018年公開。『ガタカ』『TIME』のアンドリュー・ニコル監督作。これもまたスーパー管理社会を哲学的に描くディストピア系の近未来SF。設定に無理があって最初から理論が破綻しているのではって感じてしま>>続きを読む

クロエ(2009年製作の映画)

3.0

2009年公開。ジュリアン・ムーアとアマンダ・セイフライドの脱ぎっぷりが凄い。んだけど、サスペンスとしては割と早い段階でオチが分かってしまう粗い作りで何よりテーマにさしたる深みも感じられないので、実績>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

各方面で評判が良いので前知識ゼロで観たところ、確かに良かった。泣いたし。巧みな構成、よく練られた脚本、キャストの好演、実にウェルメイドな映画。ただそれ以上の感想が出て来ない…

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズや七人の侍を知らない人はめちゃめちゃ楽しめるんじゃないかって気がする。薄々勘付いていたけどザック・スナイダーはやっぱり自分には合わないという事が確定。

晩春(1949年製作の映画)

4.0

1949年公開。良い映画って大体そうだと思うんだけど、やっぱりこれも歳を重ねてから観ると味わい深さがよりいっそう増して感じられる。特に小津作品は物語の背景やキャラクターの心情について具体的な説明が殆ど>>続きを読む

間諜X27(1931年製作の映画)

3.5

1931年公開。原題はDishonored/不名誉な。『間諜X27 』って邦題がイケてる。第一次大戦下のオーストリアが舞台で、X27は主人公・女性スパイのコードネーム。ただしサスペンス要素は希薄という>>続きを読む

ギルダ(1946年製作の映画)

3.5

1946年公開。リタ・ヘイワースの絶頂期。現代目線で観てもさほど古さを感じさせない美貌とスタイル。うーんゴージャス。映画自体はノワールと評される割には緊張感に乏しく、話も何だかよく分からない。リタの魅>>続きを読む

デンジャラス・マインド/卒業の日まで(1995年製作の映画)

4.0

1995年公開。何かの記事におすすめヒップホップ映画とあったので観たところ、確かにクーリオによる主題歌が大ヒットはしたものの、これをHipHop Movie と呼べるかというとちょっと微妙。問題児ばか>>続きを読む

線上のフェア・プレイ/フェアプレー(2014年製作の映画)

3.5

2014年公開のチェコ&スロバキア映画。1980年代、オリンピックを目指す10代の少女が主人公。当時の共産主義政権に人生を翻弄され苦悩する姿を描く。U-NEXTでのタイトルは『線上のフェアプレイ』。何>>続きを読む

マーベラス(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「THEちょうどいい映画=突き抜けるものが無い」問題。マギーQの魅力と熱演が一番のストロングポイントながら、それ以外の見どころに乏しい。折角のキートン&サミュエルの起用も、キャスティングに今ひとつ必然>>続きを読む

25ミニッツ(2005年製作の映画)

4.0

2005年公開のデンマーク映画。スーパーハイカロリーなマイケル・ベイのリメイク版とは見事なまでに対照的なロウバジェット感が良くて、好感度ではこちらに軍配が上がる。主演3人の俳優も魅力的。邦題はセンス無>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

これはヤバい。前知識ゼロで観たら度肝を抜かれた。エグい。圧倒されて語彙力を奪われるやつ。ジュリアロバーツって若い頃は全く興味が無かったけど歳を重ねてからどんどん魅力的になるなあ。マハーシャラアリの含蓄>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

4.0

なにこれクッソ面白え。次々にキャラクターが登場してシチュエーションが切り替わるのに、物語が片時も停滞しない。脚本の練られ方が凄い。出演している俳優全員のファンになってしまう。特にエイザ・ゴンザレスが最>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

知らない俳優ばかりなんだけど、みんな揃って凄く良い。自然な演技と存在感を引き出す巧みな演出テクニックの賜物か。主演の円井わん、実にチャーミング。映画オタクキャラの三河悠冴って若い役者も良い。マキタスポ>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良い!!!! ポール・シュレイダーって今いくつ?激シブなオープニングから最高、本編が始まる前にチビりそうになる。やんごと無え!! とにかく撮影・映像が素晴らしく、劇伴・音効も良い。全てがソ>>続きを読む

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