水のまち

サマーフィルムにのっての水のまちのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
4.3
未成年という不完全な個体が、小さいけれども個々の持てる最大の力で補い合い、そして掴んだ、無限大の未来。刀も持たない、人を斬ることもない現代において、真の決闘シーンを見たと思う。時代劇への愛のかたちに表現された、共鳴が増幅していく夏と青春の新たな物語が、純で、眩しすぎて、熱涙に咽ぶ。みんな良い奴って、テンポ良くて、爽快で、良いよね。
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